【お寺de書楽 × 肥後琵琶】
2025.06.08 お寺de書楽
【お寺de書楽 × 肥後琵琶】
2025年6月7日(土)14:00–17:00
熊本県に古くから伝わる伝統楽器・肥後琵琶。
かつて、目の見えない僧侶たちが長編物語を語りながら弾き、日銭を稼いでいたという歴史を持つこの琵琶の音色には、
時代を超えて人の心に語りかける力があります。
今回の「お寺de書楽」は、
その肥後琵琶と書が出会う特別なコラボレーション企画。
ゲストには、現代に生きる肥後琵琶を追求し、現在活動中の奏者3人のうち最年少でもある岩下小太郎さんをお迎えしました。

まずは小太郎さんから、「肥後琵琶とは?」というお話とともに実演を披露いただき、
琵琶の構造、語りの様式、熊本に根づいた文化的背景などを知るひとときを持ちました。

その後、参加者の皆さんが自由に書いた詩・座右の銘・オリジナルの言葉などを、小太郎さんが即興で語りと音に変えて演奏。
力強く、情感豊かな肥後琵琶の音が、言葉に新たな命を吹き込みます。





同じ言葉でも、演奏の仕方や語り方で印象がまったく変わるのが肥後琵琶の魅力✨即興力と表現の奥深さを体感。
後半には、皆さんの創作意欲がどんどん高まり、素晴らしい作品が次々と生まれていきました♪



そして締めくくりは、
私の書道パフォーマンスと肥後琵琶のセッション✨
法然上人の「一枚起請文」全文を、
藍の墨を用いて、全紙2枚分の大きさの紙に揮毫。

ぶっつけ本番で挑んだこのパフォーマンスは、
約15分間。しかし体感ではほんの2〜3分の出来事のように感じられました。
小太郎さんの語りと音が導いてくれたおかげで、
緊張感の中にも不思議な一体感が生まれ、
ここでしか体験できない瞬間となりました✨

最後は、参加者の皆さまと茶話会。
初めての方、お久しぶりの方、そして常連の方々が、
肥後琵琶の話を中心に語り合い、
気づけば終了時間を過ぎてしまうほどの盛り上がりに。
閉会を惜しみつつ、無事終了。

ご参加いただいた皆さま、そして岩下小太郎さん、
本当にありがとうございました。
言葉・音・書のコラボレーションが生んだ、
かけがえのないひとときとなりました。
またいつか、
この響きが再び交わる日を楽しみにしています🙏
