社会貢献

社会貢献

 『おてらおやつクラブ』

 「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、
 仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、
 経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。活動趣旨に賛同する全国のお寺と、
 子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、お菓子や果物、食品や日用品をお届けしています。

 

 『SDGsおてらネットワーク』
 SDGs(エスディジーズ:持続可能な開発目標)

 2015年の国連総会で全会一致のもと採択され、貧困や教育、環境など17の問題解決を目指す開発目標のことです。
理念は「誰ひとり取り残さない」ということ。 

 世界の一部分だけが良くなるのではなく、地球上の全てを視野に入れています。
 仏教には「四弘誓願」というお経がありますが、この第一願「衆生無辺誓願度」を現代語に言い換えると、
「誰ひとり取り残さない」という意味になります。
仏教とも親和性の高いSDGs、2017年に超宗派の僧侶たちが「SDGsおてらネットワーク」を立ち上げ活動を
はじめました。來迎院も2019年よりSDGsおてらネットワークに参画し、ともに現代的な課題に取り組んでいます。

 

 

 フェアトレード(FARTRADE)

 「フェアトレード」とは、直訳すると「対等な貿易」
 貧困で苦しむ人たちが日常のなかで作ったものを適正な価格で買い続けることで自立を支援し、
 また生産者の人権を守ることを目的とする活動です。
 熊本市は2011年6月に日本初(アジア初)となる、世界では記念すべき1000番目のフェアトレードシティ(タウン)に認定されました。
 來迎院では2019年より、フェアトレード珈琲やチョコレートの提供・販売を行なっております。

 フェアトレードの活動は、日常的に商品を消費することが直接の支援につながります。
地域に根差したお寺が、フェアトレードの出会いの場として、そしてなにより日常の中で途上国の事情や人々に、
関わっていけるきっかけの一助になれば幸いです。

 

 TERA Energy(テラエナジー)
 〜おてらのでんき〜

 100年後の未来のために、太陽の光・水や風力の力で作られた
原発による電気を使用しない、地球にやさしいクリーンでこだわりの電気を提供するテラエナジー。
TERA Energyが供給する電力の再生可能エネルギーの割合(FIT電気含む計画値)は70%以上と非常に高い割合になっています。

 リーズナブルかつ明瞭な電気代
 TERA Energyの電力料金は、次のように日本卸電力取引所の市場価格に連動して算出する電気の原価に、
 手数料、電気の託送料を上乗せして算出する市場連動型をベースにしています。
  おてらのでんきの電気料金=(電気の原価*1 + 手数料) × 使用量 + 託送料
 そのため何をどれだけ支払っているのかが分かりやすく、
 また手数料を低くすることで電気料金もリーズナブルな価格に抑えることができています。

 再生可能エネルギー比率の高い電気
 TERA Energyが供給する電力の再生可能エネルギーの割合(FIT電気含む計画値)は70%以上と非常に高い割合になっています。
 パワーシフト・キャンペーンにも参加しており、今後は、自社での再エネ電源開発も進め、再生可能エネルギー100%を目指しています。

 地域を支える寄付つきの電気
 TERA Energyは電力小売事業による収益を、お寺を通じた地域コミュニティに還元し、様々な地域の課題解決に貢献することを目指しています。
 主に契約をした寺社や宗教法人の関連施設などに従来の価格よりも安価の電力供給を行うとともに、
 お寺を通じて檀家等の一般世帯とも契約した場合、これらの電力消費量・電力料金の2.5%をお寺に寄付を行います。
 これは人口減少に伴う過疎化等の影響で様々な課題を抱えている地域のために、お寺にはTERA Energyからの資金を活用し、
 地域課題解決の主体となって活動してもらいたいという期待があるからです。
 また、お寺と直接の関係性のない一般家庭でも契約することは可能で、
 そういった方には社会活動・環境活動を行うNPO(NPO法人京都自死・自殺相談センター、認定NPO法人気候ネットワーク等)
 に寄付することができるメニューもあります

 來迎院では2020年3月より電力会社を「おてらのでんき」に切り替えました。