春季彼岸会 〜2018〜
2018.03.22 お寺
先日の21日に、当山の春季彼岸会法要を行いました。
仏教では、ご先祖さまのいる世界を「彼岸(ひがん)」、
私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といい、
「彼岸」は、西に位置し、「此岸」は、東に位置するとされています。
3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、
真西に沈むので彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ、
日本ではこの時期に先祖供養をするようになり、日本独自の仏教行事として
昔から親しまれています。
お彼岸の期間は、3月の「春分の日」と
9月の「秋分の日」の前後3日間を合わせた7日間です。
当山では、真ん中の「中日(ちゅうにち)」にあたる
「春分の日」に法要を行なっています。
当日は朝から雨と天気には恵まれませんでしたが、沢山の方々が参加して下さいました。
読経後は恒例の「百万遍念佛(ひゃくまんべんねんぶつ)」の数珠繰りを致しました。
当山の大数珠の直径は・・・なんと7m50cmもあります。
皆で円陣を組み伏せ鉦に合わせて
念仏を唱えながら大数珠を繰る『大念珠繰り』で、
家内安全、疫病退散、無病息災など、
それぞれの思い、お気持ちで祈願します。
当日は悪天候の中、お越しいただきましてありがとうございました
南無阿弥陀仏