一枚起請文
2020.01.26 法要
1月25日は浄土宗の宗祖
法然上人のご命日にあたります。
法然上人と申しますと、
浄土宗の教えの要である「称名念仏(しょうみょうねんぶつ)」の教えの真髄が書かれた、
遺言の
『一枚起請文(いちまいきしょうもん)』が有名です。
(自坊で毎月開催の写経カフェでも写すことができます)
その最後に“建暦二年正月二十三日 大師在御判”とあります。
法然上人は
1月23日にご遺言である
この『一枚起請文』を書きしたためられた二日後、
1212年1月25日にお亡くなりになりました。
ご命日に合わせて全国の浄土宗寺院では御忌会(ぎょきえ)が行われます。
來迎院では1月24日に御忌会法要を執り行いました。
当日の気温は18度と、まるで春のような暖かさ。
読経後は、秋の彼岸会に続き
浅野 智弘上人(蓮台寺 副住職)に
『中将姫物語(ちゅうじょうひめものがたり)
〜当麻曼荼羅絵解き〜』の御法話をいただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=frffVkfsoJM
中将姫は、観音さまに祈願して授かった子といわれており、
当山の観音様とのご縁を感じております。
浅野上人ありがとうございました