写経

たまには

2018.05.18 写経

5月13日は「母の日」でしたね。

 

毎年何を贈ろうかと迷いますが、

今年は「ハーバリウム」にしてみました🌹

「ハーバリウム」とはプリザーブドフラワーやドライフラワーを

専用のオイルに浸した「植物標本」の意味だそうです。

 

 

さて今回のブログでは

「書道」について書いてみようと思います。

 

私も書道を始めて、かれこれ9年目になりますが

「書道」と「習字」の違いについてはよく聞かれます。

どちらも「字を書く」

ということに関しては同じ。

では具体的に何がどう違うのか?

 

・「習字」・・・その名の通り「字を習う」ことで、

        文字を正しく整えて書くのが目的。

 

・「書道」・・・文字を創意工夫して美的に表現する。

        文字を素材にして「心」を表現する。

 

習字が文字を書くことに重点を置いていることに対し、

書道は「線」を書くことに重点を置いています。

書は「線の芸術」ともいわれますね。

 

絵で例えるなら、

習字は、まるで写真のような絵。

 

そして書道は、

「ピカソ」や「ゴッホ」描いた絵といったところでしょうか。

 

 

 

「書」は頭だけで、出来るものではなく

人間の後ろにあるものがものをいう、

といわれています。

 

書とは一体何なのか?

 

3500年の歴史がある『書』

 

悠久たる歴史をもつ書の本質を、私が理解するにはまだまだ遠い道のりのようです。

 

 

「書は老いとともによくなりこそすれ、悪くはならない。そこが東洋の芸術としてのありがたさである」

 歳をとるほど味が出るということは、自分の最高の作品を求めて、死ぬまで楽しめるということ。

                                      by 川端康成

 

当山では毎月第3土曜日に

写経・写仏会を開催しております。

 

今月は明日19日(土)

 時間:10:00〜18:00(受付は17:00迄)

 参加費:500円(お茶とお菓子の振る舞いがございます)

 

この機会に『書』に触れてみてはいかがでしょうか?

皆様のご参加お待ちしております🙏