お釈迦さまの話 〜その4〜
2018.02.10 お釈迦さま
今回は前回の「お釈迦さまの話」の続きです。
陰陽五行(いんようごぎょう)思想では、この世界は
木(き)・火(ひ)・土(つち)・金(きん)・水(みず)
の五大要素で構成されているという考えです。
この五つの要素を「五行」といいます。
陰陽は「月」と「日(太陽)」
お気づきかも知れませんが
陰陽五行とは一週間(月・火・水・木・金・土・日)なんですね。
この五行を東西南北に割り振るとこうなります。
・東 → 木
・南 → 火
中央 → 土
・西 → 金
・北 → 水
例外で中央には「土」。
これはお釈迦さまの住んでいたお城に当たります。
そしてそれぞれには「色」と「守護神」があります。
・東 → 青色(青龍)
・南 → 朱色(朱雀)
・西 → 白色(白虎)
・北 → 玄(くろ)色(玄武)
さて「相撲」の土俵の上にある屋根部分。
その屋根から垂れている紐がありますね。
これがこの四色で、各々その方角に位置しているんです。
中央には「土」・・・つまり「土俵」があります。
そして陰と陽は
有名な陰陽のマークです。
相撲には勝ち負けを表す言葉で『白星」「黒星」がありますね。
このマークの丸い部分がそれに当たります。
これでお釈迦さまが出家したときの「四門出遊(しもんしゅつゆう)」と
日本の国技である「相撲」が繋がりました🙏
今後「相撲」を観るときは、屋根の部分もよく観察してみてくださいね。