『7月の言葉』
『衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)』
浄土宗では、総願偈(そうがんげ)というお経のはじめにある文言で、
菩薩(ぼさつ)が修行に入る前にたてた誓いです。
[衆生は無辺なれども、誓って度せんことを願う]
『衆生』とは、人々のことです。『無辺』とは、数えきれないほどたくさん、限りないというような意味です。
そして『度』とは、「渡」と同じような意味で、人々を迷いの世界から悟りの世界へ渡す、というようなことを表しています。
「世の中の生きとし生けるものは数え切れない程おりますが、
全ての人を必ず悟りに導くことを誓います」
〜誰ひとり取り残さない〜