仏教

観音様と観音経

2017.01.17 仏教

観音菩薩(かんのんぼさつ)

または観世音菩薩・観自在菩薩といいます.

救いを求める者の姿に応じて千変万化(せんぺんばんか)し、

人々の願いを叶える仏。観音菩薩は仏の「慈悲」を形に表したものとされ

衆生(民衆)を種々の苦難から救うとされる。

 

 

ちなみに観音さまが左手に持っているのが↓

蓮(ハス)の蕾。

 

菩薩は一切の衆生を救うことを誓いとしています。

その誓いが達成されたとき、如来となるのです。

観音菩薩の蓮もそれを表しており、すべての衆生の苦しみをなくした時、蓮華は開くのです。

未開の蓮は観音菩薩が慈悲の心で開かせることを約束する、救いの象徴ということですね。

 

 

 

そして観音菩薩の救いの根拠とされる経典が、

『観音経』『般若心経』です。

観音経では観音菩薩の名を唱え礼拝すれば、唱えた人に応じた姿(三十三観音)で救済するとし、

またその力はあらゆる方角に及ぶといわれます。

どのような苦難から救ってくれるかというと・・・

・七難(火難・水難・羅刹(悪霊)難・刀杖(武器)難・悪鬼(死霊)難・枷鎖(拘束)難・怨賊難)

・三毒(貪瞋痴(とんじんち)・・・欲・怒、憎しみ・愚かしさ、愚痴)

から離れられるとしています。

 

 

来迎院で出来る写経の中では1番長いお経です。

一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

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