月かげ
2020.01.11 お寺
1月25日は浄土宗の開祖、法然上人のご命日。
この命日に行う法要を「御忌会(ぎょきえ)」といいます。
建暦 (けんりゃく) 2年(1212)1月25日、御歳80歳、
京都・東山の吉水、現在の総本山知恩院の地でお亡くなりになられました。
今年はご命日に合わせて
1月限定の御朱印を作成してみました。
『月影』
篆書体(てんしょてたい)とい字体で書いております。
「月かげ」は法然上人が詠まれた和歌です。
「月かげのいたらぬさとはなけれども
ながむる人の心にぞすむ」
月の光は阿弥陀如来の救いをあらわしています。 「月の光が届かない人里などないのですが、月を眺める人の心の中にこそ月(月の影)は、はっきりと存在してくる」
阿弥陀如来のすべての人を漏らさず救うという誓い(本願)は、
月の光のように誰にもどんな里にも平等にふり注いでいる。
けれども眺めた人にしか月の光の存在が分からないように、認識しない限り月はないも同然。
見ることによってこそ月は存在する。
もちろん通常の御朱印もございます♪
「南無阿弥陀佛」
「聖観世音」
「月影」の御朱印は今月の限定ですので
ぜひこの機会にご来寺いただければと存じます🙏
当山では毎年1月24日に『御忌法要』を行なっております。
読経後は
9月のお彼岸でも大好評だった
「当麻曼荼羅(たいままんだら)絵解き〜その2〜」のお話をしていただきます。
講師:蓮台寺 副住職 浅野 智弘 上人
楽しみですね♪
皆様お誘い合わせの上お越しください🙏